大阪に「インデアンカレー」というカレー屋さんがあって大変おいしいらしい。らしい、というのも、わたしはインデアンカレーのカレーを残念ながら食べたことがない。娘が小さいうちは行くのは無理だと思いつつも、「癖になる美味しさ」とか「甘さのあとの辛さが絶妙」などと聞くたびにインデアンカレーへの憧れは日々増すばかりだ。
そんなとき、インデアンカレーを愛してやまない方より、ネット上にインデアンカレーのような甘辛いカレーのレシピがあることを教えていただいた。レシピを拝見したところ「これはおいしいカレーができる」と確信したので作ってみることにした。
参考となったカレーのレシピはこちら
http://kiyotoku.co.jp/ws/recipe/大阪風甘辛ソースコビーフカレー/?fb_action_ids=720936004639732&fb_action_types=og.likes
そんなとき、インデアンカレーを愛してやまない方より、ネット上にインデアンカレーのような甘辛いカレーのレシピがあることを教えていただいた。レシピを拝見したところ「これはおいしいカレーができる」と確信したので作ってみることにした。
参考となったカレーのレシピはこちら
http://kiyotoku.co.jp/ws/recipe/大阪風甘辛ソースコビーフカレー/?fb_action_ids=720936004639732&fb_action_types=og.likes
カレーを作るときは多めに作って冷凍保存をするので、今回もレシピの分量の倍量で材料をそろえた。
左上から順に材料の説明。
カットトマト缶:1缶、牛肉(今回は湯通しをした牛すじ肉とアキレス腱を使用):800グラム、バター:80グラム、タマネギ:2個、フルーツ(バナナ1本、白桃缶詰め1缶、リンゴ半分)、小麦粉:大さじ8、赤ワイン:100ミリリットル、カレー粉:50グラム、おろしニンニク:30グラム、おろし生姜:30グラム、ブイヨン:6個、粗挽き黒こしょう:小さじ2、ソースコ:小さじ2、オイスターソース:大さじ2、グレープシードオイル(参考レシピではサラダ油):大さじ4、塩:小さじ2、砂糖:小さじ2、マンゴーチャツネ:大さじ2、この写真にはないが水を1100ミリリットル。
カレー作りの定番のスパイス類を使わないので材料はそろえやすかったが、ソースコは近くの店舗で見つからなかったためオンラインショップで購入。
左上から順に材料の説明。
カットトマト缶:1缶、牛肉(今回は湯通しをした牛すじ肉とアキレス腱を使用):800グラム、バター:80グラム、タマネギ:2個、フルーツ(バナナ1本、白桃缶詰め1缶、リンゴ半分)、小麦粉:大さじ8、赤ワイン:100ミリリットル、カレー粉:50グラム、おろしニンニク:30グラム、おろし生姜:30グラム、ブイヨン:6個、粗挽き黒こしょう:小さじ2、ソースコ:小さじ2、オイスターソース:大さじ2、グレープシードオイル(参考レシピではサラダ油):大さじ4、塩:小さじ2、砂糖:小さじ2、マンゴーチャツネ:大さじ2、この写真にはないが水を1100ミリリットル。
カレー作りの定番のスパイス類を使わないので材料はそろえやすかったが、ソースコは近くの店舗で見つからなかったためオンラインショップで購入。
材料をそろえたあとは、ひたすら作る。
まずは、バナナ、リンゴ、白桃をフードプロセッサーでペースト状にした。これだけフルーツが入れば甘みも相当なもの。
まずは、バナナ、リンゴ、白桃をフードプロセッサーでペースト状にした。これだけフルーツが入れば甘みも相当なもの。
タマネギを炒めるのには時間がかかるので、早速タマネギを炒める。今回はグレープシードオイルを使用。
タマネギを炒めながら、炊飯器にお米をセットする。
タマネギを炒めながら、炊飯器にお米をセットする。
バターが溶けたら小麦粉を入れて弱火で混ざる。ホワイトソースを作るときと同じで、弱火で丁寧に火にかけると小麦粉の粉っぽさがなくなる。
なめらかになったら鍋を火からおろす。(火から鍋をおろさないと余熱でどんどん固まってしまう)
バターと小麦粉を火にかけている間も隣でタマネギを炒めたまま。
バターと小麦粉を火にかけている間も隣でタマネギを炒めたまま。
タマネギに色がついてくるまで炒める。
すりおろしニンニクと、すりおろし生姜を入れてさらに炒める。ニンニクと生姜の香りが食欲をそそる。
カットトマト缶を入れてさらに炒める。トマト缶は火をよく通すと酸味がなくなる。
カレー粉と粗挽き黒こしょうを入れてさらに炒める。カレー粉を入れるとカレー以外の何者でもないおいしい香りとなる。
牛肉を入れて炒める。今回は牛すじ肉とアキレス腱を使用した。わが家では牛すじ肉を購入する際、大量に購入し湯通しをしてから小分けに冷凍保存しているため、あらかじめ火の通った牛すじ肉となっている。
赤ワインを入れる。ふわっと赤ワインの香りがする。
水を800ミリリットル入れる。普通の鍋でじっくりと煮込むのも良いが、牛すじ肉を使用しているのと、時間短縮のため圧力鍋で一気に仕上げる。圧力鍋の蓋をして、高圧力で18分間煮る。
煮ている間に、洗い物を終える。
煮ている間に、洗い物を終える。
圧力が抜けたら蓋をあけ、オイスターソース、砂糖、マンゴーチャツネ、フルーツペースト(バナナ、リンゴ、白桃をペースト状にしたもの)を入れて蓋をし、再び高圧力で8分間煮る。
圧力が抜けたら蓋をあけ、バターで炒めた小麦粉とソースコ、塩を入れて弱火で煮る。すぐにとろみが出るので残りの分量の水300ミリリットルを入れるが、とろみが強いので200ミリリットルほど水を追加した。水の分量は臨機応変に。
圧力鍋を使用したので、あっという間に完成。牛すじ肉もアキレス腱もトロトロになった。ご飯も炊きあがったので器に盛りつける。
ご飯は白米に雑穀を入れた。ルーの上に乾燥パセリをふって
「いただきます」
「いただきます」
料理を作って食べるとき、いつもおいしいと思いながら食べる。その理由は「自分が作るということは、自分好みの味つけで作るので、自分にとっておいしいものが出来るから」だと思っていた。つまり、レシピを見ても味の好みは千差万別だからときちんと材料や調味料を量ることがなく自分の舌で量っていた。今回はそれをやめ、なるべくレシピに忠実に作ってみた。その結果、憧れのインデアンカレーの味に近い味になったのではないか思えるものが出来た。もちろん本家本元を食べたことがないので近い味だと言い切ることは出来ないが、食べると深い甘みが口の中で広がり、追うようにソースコの辛みがガツンときて、さらに黒こしょうのスパイシーさがピリッとくる。そして何よりおいしい。どんどんと箸が進む。(実際にはスプーンが進む)
インデアンカレーへの憧れはなくならないが、このレシピのカレーは今後も作り続けよう。
余談になるが、ある方に「アジコさんは人生不器用なのに、手先は器用だよね」と言われたことがある。確かに人生は不器用すぎるほど不器用だが、手先が器用なのか、料理に関しては我ながら段取りが良いと思う。いつも食卓に料理が並ぶときには、食卓に出ている器以外の洗い物は全て終っている。それはわたしのほんの小さな自慢だ。これくらいの小さな自慢、バチはあたらないはず。
インデアンカレーへの憧れはなくならないが、このレシピのカレーは今後も作り続けよう。
余談になるが、ある方に「アジコさんは人生不器用なのに、手先は器用だよね」と言われたことがある。確かに人生は不器用すぎるほど不器用だが、手先が器用なのか、料理に関しては我ながら段取りが良いと思う。いつも食卓に料理が並ぶときには、食卓に出ている器以外の洗い物は全て終っている。それはわたしのほんの小さな自慢だ。これくらいの小さな自慢、バチはあたらないはず。